介護施設でサブスクの福祉用具レンタルを導入するメリット
高齢化社会により需要増がまだまだ止まらない介護施設。
高齢者人口はさらに増加傾向で2025年には東京都では200万人に達し、ピークと推計されている2042年には約3900万人になるとされています。
その後も人生100年時代となっている現代では75歳以上の人口は増加し続けることが予想されています。
しかし、人間誰しもがピンピンコロリというわけにはいきません。
高齢者の増加が介護を必要とされる方の人口増加にも比例しています。
そんな日本の社会に老人ホームをはじめとした、介護施設が急増しています。
高齢者の人口は増加していても、そのサービス内容や経営状況による倒産も2020年には2000年の介護保険施行以来の過去最多を更新しています。
需要ある今だからこそ、介護施設で福祉用具レンタルを賢く使いこなすことで上がる経営力についてご紹介いたします。
介護施設へ福祉用具レンタルの導入は経費上のメリットが多数
介護付き老人ホーム等の介護施設では、介護保険レンタルが出来ない為、介護施設で所有する備品の使用かご家族に福祉用具のご購入をお願いしているところが多くあります。
この仕組みにはデメリットがあり、高額の福祉用具の購入後にADLが変化して使用出来なくなってしまうといったことがどの施設でも課題となっています。
福祉用具を使用するご利用者様・ご購入によるご家族様への負担を軽減する為に備品の充実は、福祉用具の購入には初期コストが大きく掛かることや固定資産税等の経費上の問題から、保管しておくスペースの問題等様々なクリアしなくてはならない壁が多くあります。
さらに福祉用具を購入すると発生する経費は購入時の初期費用だけではありません。
所有すると使用者負担の固定資産税、安全確保の為の定期メンテナンス費、故障時の修理費は必ず発生する費用になります。
たとえば車いすですと、よくある故障にタイヤのパンクがあります。
車いすのパンク修理の相場は¥5,000~¥10,000+出張費です。
さらに感染症対策も含めて都度メンテナンス+クリーニングを行う際にも¥10,000+出張費が発生します。
また、これらの業者が近隣にあれば当日に修理やメンテナンスを行ってもらうことも可能ですが、遠方だと数日預かりでの対応となることも少なくありません。
東洋ケアサービスの福祉用具レンタルサービスのメリット①
短期レンタル・・常に清潔な状態でレンタル可能で感染症対策もバッチリ
長期レンタル・・故障・修理を東洋ケアサービスがアウトソーシングで対応、しかもすべて無料!
介護施設のお悩みは 東洋ケアサービス 株式会社 https://www.toyocareservice.com/
病院でも広がりをみせる福祉用具レンタルの特徴とは?
ケアーピックスの福祉用具レンタルは多くの病院でも導入いただいているサブスクリプションサービスです。
病院では院内レンタルを行っていますが、レンタル出来るラインナップを充実させること以外にも重宝いただいているケアーピックスのレンタルプランの利用傾向と人気福祉用具のランキングを併せてご紹介します。
東洋ケアサービスの福祉用具レンタルサービスのメリット②
福祉用具ごとの用途・使用頻度に合わせてプランの使い分けが出来る
病院での福祉用具レンタルランキング
第1位.車いす
第2位.エアマット
第3位.ベッド
第4位.歩行器
病院では感染予防の為にエアマットをレンタルへ切り替えて活用することで、毎回清潔なものを使用出来るメリットがご好評です。
同じ病院内でのエアマットレンタルでも急性期病棟では短期レンタル、回復期病棟では長期レンタルといったように用途ごとで長期と短期のプランを必要に応じて分けることが出来るので、コストパフォーマンスも向上するところが使い勝手の良いポイントです。
また、機械浴槽やリハビリ機器といった高額な機器類も病院への導入品として人気です。
これらが人気の理由には財務面で、初期費用0円・全額経費処理が可能・固定資産税や動産保険が不要・故障時はメンテナンス費用と月額のキャッシュフローで一括管理が出来る等のこれまでにはなかった大きなメリットが支持をいただけているポイントとなっています。
福祉用具をレンタル・リース・購入した場合の経営面を比較
現在は在庫として福祉用具を購入して導入されている施設の方にとってはレンタルやリースとの比較イメージがつきにくいかもしれません。
そこで、経営上で気になるポイントをそれぞれの特徴ごとに比較してみましょう。
レンタル |
リース |
購入 |
|
資金 | サブスクリプション
毎月一定金額支払 |
毎月一定支払 | 購入時一括
|
固定資産税 | レンタル会社負担 | リース会社負担 | 使用者負担 |
動産保険 | レンタル会社負担 | リース会社負担 | 使用者負担 |
期間契約 | 1年未満の短期~ | 法定耐用年数の70%以上 | なし |
会計処理
法人税 |
全額経費
オフバランス |
全額経費
オンバランス(リース会社負担) |
減価償却
オンバランス(資産計上) |
事務処理
負担 |
少 | 少 | 多 (資金調達、経費処理etc) |
ケアーピックスを導入いただいている病院では、これらの特徴を組み合わせて使い分けることで経営上のお悩みにフィットした解決策を導入し、経営力向上計画を進めていただいています。
例えば、車いす・電動車いすは2020年に減価償却の耐用年数が5年から6年に変更となりました。
歩行器は5年の耐用年数です。
これらを資産計上で処理をすることにあたってオンバランスになるために、運営にあたってのやりくりと患者様の環境改善とを天秤にかけて頭を悩ませている経理担当の方も多いのではないでしょうか。
福祉用具レンタルならオフバランスな上、プランも長期と短期の使い分けをすることでこれまでの「所有」だけでの運用だった福祉用具の幅を広げていくことで、患者様への快適な生活環境づくりをご提案させていただいています。
福祉用具レンタルはプランの使い分けで賢く運営
では長期と短期のプランの使い分け例をすこし見ていきましょう。
群馬県の総合病院ではエアマットを長期レンタルプランで20台、短期レンタルプランで30台の導入にてご活用いただいています。
福祉用具をレンタルで導入することになった経緯は
・感染症対策で患者様ごとに消毒・洗浄した商品を利用したい
・故障が頻発し、修理に時間も掛かっていて運営に影響を及ぼしていた
・予算上、10年以上使用しているものが多くあるが患者様の為に定期的に商品を入れ替えたい
これらのニーズにマッチしたケアーピックスレンタルのプランの使用例は
感染症対策→短期レンタルプランで患者様ごとにクリーニングの実施を行い、常に清潔なものの提供が可能に
故障→長期レンタルプランならすべて無料で、不具合や破損による修理を電話一本で即日対応してもらえる
新商品の導入→ケアーピックス導入のタイミングで希望の商品を聞いてもらって、最新の商品の導入が出来た。必要に応じてプランを調整して運用することで、たくさんの患者様が快適に過ごすことが出来るようになった
このように、エアマットでも短期レンタルと長期レンタルを使い分けることで、これまでの経費からコスト負担を減らしながらでも患者様・病院運営双方のニーズにあった福祉用具の導入を可能にしている事例をご紹介いたしました!
福祉用具レンタルのサブスクで介護施設の経営改革!
私たち東洋ケアサービスが福祉用具レンタルを病院・介護施設へご提案するにあたっての一番の願いは、すべての介護に関わる方が今よりも快適な環境で生活を送っていただくことです。
笑顔で毎日を過ごすためのサポート役となる福祉用具を身近に感じ、ご本人様だけでなくご家族様の負担に感じてしまう面もカバーしたいという想いで毎日奔走しています。
福祉用具の力を借りて毎日を過ごす場所が病院・介護施設である方も大勢いらっしゃいます。
社会に増える介護施設や病院が安定した運営をすることは、今後の社会においてクリアしなくてはならない重要課題です。
令和の時代の新サービス福祉用具レンタルのサブスクにチェンジして経営効率向上を目指し、来る超高齢化社会に備えましょう!
病院・介護施設向けレンタルサブスクのケアピックス https://rental-hospital.toyocareservice.com/